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手乗りインコへの

序章:怯えるインコが「手乗り」になるまでの104日の記録

【質問】人に慣れていないインコでも、手乗りになりますか?

【答え】はい!大丈夫です!!  ・・きっと。

これは、我が家のセキセイインコ「めりる」の飼育体験から得た答えです。

初めは全く人に慣れておらず、大変怯えていためりるですが、今はすっかり「手乗りインコ」になっています。それどころか「抱っこ」もできるのです。可愛すぎです!

我が家のセキセイインコめりる

インコの飼育をする上で、その子が人に慣れているかどうか、さらには手乗りレベルで懐いてくれるかどうかは、かなり大きな問題です。病院に連れて行くとき、投薬したいとき、爪切りなど、人に慣れているのといないのとでは、いざと言う時の対応に差が出てしまうことがあります。そして何より、人に慣れていると飼育が何倍も楽しくなります!・・ですが、いろいろな事情で、人に慣れていないがために手に乗ってくれないことに悩んでいる方もたくさんいると聞きます。そこで、私の実体験が少しでもお役に立てればと思い、この記事を書きました。

もちろん、インコは生き物である以上、感情があり個性があるので、マニュアルのような正解は無いと思います。そして、人に慣れていない理由も様々ですので、単純な話ではありません。さらには何より、「人慣れ=手乗り」ではないので、愛鳥と飼い主のよい関係ができているなら、「人慣れしつつも手には乗らない」ことで、何ら問題ありません。

あくまで「そうやって手乗りになるケースもあるんだなあ」、くらいの気持ちで読んでいただければと思います。

【人に怯えるセキセイインコ「めりる」との出会い】

めりるをお迎えしたのは偶然ではなく、ずっと探していた「ある特徴」を持った子だったからです。それは知る人ぞ知る「セキセイ四色ハルクイン」の幼鳥 。本当は雛の状態でお迎えしたかったのですが、仕事や家庭環境の都合で、お世話にどうしても不安があったことと、そもそも四色ハルクインの幼鳥はとても珍しいため、なかなか身近なショップに出てくれず、長い期間待っていました。ある日、ショップからめりるのことを聞いたときは突然の朗報でした。

めりるは珍しい「セキセイの四色ハルクイン」です

もうそのかわいさに一目ぼれです。ただ、まだ雛だったので、ひとり餌になるまでショップでのお世話をお願いし、準備が整ったところで我が家にお迎えしました。ただ、めりるは雛から幼鳥の多感な時期を他のセキセイたちと同居して過ごしていたこともあり、人慣れはほとんどしておらず、というか全くダメで明らかに逃げ惑い怯える状態でした。ショップの方も「この子はかなり個性が強いかも・・」と人慣れしていないことに申し訳なさそう。これは止む無しなのですが、めりる自身の性格がかなり影響していたようです。人に慣れているショップの他のインコたちとは明らかに異なりました。

第1章:不安が膨らみ続ける初めの9日間

想像以上に距離が遠い日常の始まり(1日目〜9日目)

待ちに待ったお迎えの日がやってきました。くりくりお目目のめりるは、例えようのないかわいさでした!

お迎え当日・・プラケースの中でおとなしいめりる

1日目:運命の「お迎え」の日

ついに準備を整え、念願だった四色ハルクインのめりるが我が家にやってきました。体重は小さ目の29g 。予想通りではあるのですが、環境の変化に怯え、ケージの隅っこで私たちを避ける姿に胸が締め付けられました。

ケージの隅っこで固まるめりる(この状態が1週間も・・)

3日目初めての健康診断へ

体格に問題はなく一安心でしたが 、病院でも怯えて逃げ回る緊張しきった様子に「この子と仲良くなれるのか」と、期待が少しずつ本格的な不安に塗り替えられていきました。なにせ、一日中ケージの上隅に張り付いて、餌も口にしませんとにかくいたるところに餌箱を置いたり、撒き餌をしたりを試行錯誤。とにかく、人慣れどころか「餌を食べてくれ~」の状態でした。・・【健康維持最優先】

6日目偶然の接触

ケージを掃除している時にたまたま手に触る瞬間もありましたが 、それは信頼ではなく偶然。めりるの心はまだまだ全然遠い場所にありました。とにかくお迎え後1週間は、人との過剰な接触を避け、新しい環境に慣れてもらうことを優先しました。・・【環境への慣れ】

9日目信頼を築くトレーニング開始

お迎えから1週間以上が過ぎても、依然として人を極度に怖がる姿を見て、雛以外の人慣れしていない子を迎えたことへの不安がピークに達しました。もちろん、諦めるという選択肢はありませんでしたので、祈るような気持ちで、まずは「飼い主(人)に慣れてもらう」ためのトレーニングを意識的に開始しました。・・【飼い主との信頼関係を作る】

トレーニングと言っても、シードなどの餌をつまんで見せ、そこに置くだけです。しかもまずは遠目に。「飼い主が来るとおいしいものがもらえるぞ」「人の指が来るとおいしいものがあるぞ」くらいの認識が少しでも生まれてくれたら、という軽いものです。

画像ではスプーンを使ってます・・全然距離が遠い・・涙

めりるとの距離感、手の位置や指の見せ方、餌の量などを試行錯誤しながら、絶対に無理をしないこと、そして次のサインを見逃さないことを意識しました。

【大切なサイン】

 めりるが前に出て来たら、続けてみる →興味がある

 めりるが後ずさりしたら、すぐやめる →今は無理  

 めりるが無反応のときは、工夫する  →認識させる

めりるの状態をよく見ていると、このサインはすぐに見つけることができました。ただ、数ミリの動きの時も多いので集中力は必要です。

これは、インコとの関わり方において非常に重要なポイントだと思っています。

そして、トレーニングに使う餌の効果を高めるため、そもそも何が食べられるのか、どんなものが好物なのかを発見する試みも同時に開始しました。あらゆる食材をじっくり試していく・・だけですが。・・【好物を早めに見つける】

そして、外に出て来ないめりるとのコミュニケーションの場として、ケージの扉のすぐ真下に小さな棚を設置してみました。ここを拠点に色々試してみる作戦です。

外に出て来ないめりるにはちょうど良い場所です

私のとった行動の全体像をご紹介するとこうなります。

➃の、飼い主の手に乗ってもらうことをゴール、➀から土台として、順番に段階を上げていくイメージです。

 ➀健康維持

  とにかく餌を食べてもらう

 ➁環境への慣れ

  早くケージに慣れてもらい心を安定させたい

  →言いかえると、人は過剰に接触しない

 ③飼い主との信頼関係作り

  あくまで飼い主との信頼関係があってこその「手乗り」をめざす

 ➃飼い主の手に乗ってもらう

  もちろん、めりるの意志で!

「食べる」ことから近づき始めた距離(10日目〜17日目)

新しい環境に慣れてきたのか、怯える様子が少しずつ薄れてきたものの、なかなか体重が増えず、むしろ減ってしまったことが、さらに不安をかきたてました 。

10日目やむなく確保が、抱っこに?

餌を食べている様子が乏しく体調が心配すぎて、体重計に乗せるためにやむなく「めりるを確保」するのですが、もちろん大きな鳴き声をあげて嫌がります。でも、この日は大人しく数秒間だけ静かに抱っこをさせてくれました 。これがよいことなのかどうか・・悩み出すときりがありません・・

11日目欲張らない無理をさせない

その後もそういうことがありましたが、ここで焦らず欲張らず、無理はさせませんでした 。本当はずっと抱っこしていたいのですが、それを私とめりるの距離を縮めるためのルールとしました。・・【欲張らない、無理をさせない】

そもそもケージから出てきてくれないので、どうコミュニケーションをとったらよいのか、このままそっとしておいた方がよいのか、誰かに教えてほしい、そんな気持ちでした。

12日目焦りと不安の日々

この頃は、体重が26~29グラムあたりを行ったり来たり。セキセイにしてはかなり軽い方なので心配が尽きませんでした。ただ、見た目は元気・・うーん悩ましい。

依然としてめりるは自分からはケージから出てきてくれません。ケージの掃除のためケージの中に手を入れた時に、それが嫌でケージから飛び出すことはしばしば。

体重測定のための抱っこが余計にダメなのかもしれません。悩む日々が続きました。

14日目赤い粟穂が救世主に

好物を見つけるどころか、新天地の不安からか食が細いまま・・。飼い主的には焦燥感MAXです。

頼みの綱のショップで食べていた同じブランドのシードにもあまり口をつけなくなっていたので、思い切ってハーブ系のシードを試すと、これがヒット。さらにショップで食べていた黄色い粟穂を初めて見る赤い粟穂に変更すると、これが大当たり。パクつく姿に涙が出るほど嬉しかったです。ようやくめりるの餌の中軸が固まり、好物も判明しました。この頃から、ようやく餌を食べる姿を見せてくれるようになり、健康維持の面ではどうにか希望の光が差してきました。・・【とにかく健康維持最優先】〔画像〕

15日目口笛がつなぐ心

そんな折、飼い主との信頼関係作りにおいて。少し変化が見え始めました。ケージの横から口笛を吹くとこちらに来てくれるようになったのです。 ケージを開けると自ら出てくる姿も見られ 、少しずつですが希望の光が見え始めました。この頃から、ケージの開けた扉の上がコミュニケーションの場となり始めました。とは言えほとんどケージから出てきませんが、それでも扉の縁に一歩足をかけることもあり、そんな仕草を粘り強く見守る日々でした。

ケージから出てこないめりる(ひょっこりはん状態)

17日目小さな変化を家族で大喜び

それでもまだ激しく手を嫌ってしまう仕草もあり 、近づいては離れる、もどかしい一進一退の状況が続いていました。ここであえて意識したのは、いい方向の変化はとくに見逃さないようにし、そのことを大げさに家族と喜びました。例えば、昨日はおもちゃのベルを1回しか触れなかったのに、今日は2回触れた、とか。この1回を大げさに喜ぶ、これを意識し続けました。・・【小さな一歩を大きく喜ぶ】

実は、となりのケージに先住のウロコインコ「ひすい」がいます。心配そうにいつも静かにめりるのことを見守ってくれています。めりるも、ひすいのことをよく見るようになり、だんだんとお互いに意識する姿が見えるようになってきました。いつか一緒に遊べるといいね!

先住のウロコインコひすいはとっても優しい子です

第2章:自分らしさの発見。遊びと個性の開花

ベルの音色と、新しい環境への適応(18日目〜24日目)

めりるは次第に、私が見守る中で「遊び」の楽しさを覚えていきました。

18日目おもちゃの安心感

ショップに居たときと同じ素材のブランコを設置していたのですが、少しずつ慣れ、いつしか乗るだけでなく、遊ぶ姿を見せてくれるようになりました。・・【ショップと同じおもちゃ(ブランコ)は効果あり】

まだぎこちないですがブランコに乗ってますね

21日目餌の容器の工夫

引き続き「給餌の工夫」は継続しました。容器を小ぶりなものに変え、場所を手前から中断へ変えたところ、効果がでてきました。当初より、撒き餌も行っていましたが、ショップで慣れていたせいか、容器に入れてある方が食べやすいようです。勉強になりました。

23日目:体重復活

体重がようやく30gに復活してくれて少し安堵しましたが、やはり食事に不安を抱えている点が悩ましいです。

24日目:検査結果と性別判明

健康診断時に実施した遺伝子検査の結果、PBFD・BFDともに陰性でほっと一息。 そして性別は「オス」であることが判明しました 。元気に大きくなるんだよ~!

命名「めりる」心の距離が縮まった?(25日目〜36日目)

25日目:名前は「めりる」に決定!

愛称は「めるたん」です 。古代ケルト語で「海の輝き」を意味するこの名は 、彼のこれからの輝かしい未来を願って名付けました。

気がつけば、名前をつけるのにずいぶん時間がかかってしまいましたが、実は、ひすいに呼吸器系の体調不良が断続的に発生するようになってしまい、めりるのお世話以上にかかりっきりになっていたことが大きかったです。直接の原因がわからず、常に具合が悪いわけでもなく、かなり悩ましい日々でした。

27日目自分の居場所を認めたサイン

見守りカメラを通してですが、人が不在の日中、ベルでよく遊ぶ姿を確認できるようになりました。初めの頃はおもちゃには見向きもしませんでしたので、ジワジワ始まったこのおもちゃ遊びは、ここを「自分の居場所」として認め始めたサインなのかもしれません。・・【ジワリ来るおもちゃの効果】

勢いよく振り回してるところです
ブランコからベルに足をかけてツンツンしてます

29日目歌う?めりる

テレビの歌番組に合わせて一緒に鳴き声を発するなど 、人の生活の中に溶け込んできた仕草があり、できることが目に見えて増えてきました

32日目指から直接パクり!

指でつまんだシードを目の前であちこち置くと、それを食べてくれるようになりました 。物理的な距離だけでなく、心の距離もぐっと縮まった(と感じた)瞬間でした。

36日目頼れる先輩インコひすい

ひすいのやることを真似ることが多くなりました。ひすいが餌を食べるとめりるも食べる。ひすいが上に行くと、めりるも上に行く。あらゆることを真似るめりる。実に微笑ましいインコズ、ひすいは頼れる先輩です。めりるはひすいのおかげで、一歩も二歩も成長が早まっているようです。

断続的に体調不良を抱えるひすいでしたが、ひすいもまた、めりるから大きな元気をもらっていました。そういう意味では、本当に仲間の存在って大きいということがわかりました。・・【仲間のインコの存在は大きい】

お互いを意識するようになった二羽、楽しいね

第3章:換羽と悲しみを乗り越えて

換羽と突然のお別れ(37日目〜47日目)

秋の訪れとともに、めりるに初めての「換羽」がやってきました 。

37日目「第二庭園」作戦

ケージの開いた扉の上でのコミュニケーションが続いていましたが、何とも味気なかったのと、シードをつまんで置き餌をやりたかったので、「第二庭園」を自作しました 。そこにシードを数粒つまんで置きながら、少しずつ私の指や手に慣れてもらう作戦です 。嫌な時は全く来ませんが、機嫌がいいとぴょこぴょこ出てきてくれるようになりました。

自画自賛の「第二庭園」と向こうで警戒中のめりる

39日目庭園での観察

飼い主との距離感を観察するのにこの第二庭園はうってつけでした。赤い粟穂も、小さい小枝ボールに分解して積極的に活用しました。・・コミュニケーションの場所を決める】

第二庭園までは出て来てくれることが増えました

42日目換羽真っ盛り

頭に黄色のツクツク(羽軸)がたくさん出てきて、その姿はまるでベジータのよう。そしてとても痒そう・・・。ついに初めての換羽に突入しました。換羽は体調を崩しやすいので、飼い主的には相当神経質になっていたのを覚えています。

換羽でツクツクが一気に広がりました(辛そう)

47日目:悲しいひすいの旅立ち……

原因不明の病気と闘っていたひすいですが、この日、虹の橋へ旅立ってしまいました ・・

悲しすぎて呆然自失の飼い主。

しばらく頭の中が真っ白でした・・

虹の橋へ旅立ってしまったひすい・・

その寂しさを埋めるかのように、

めりるは私のいる側に来てくれるようになりました 。

指を噛むという不器用な成長(64日目〜71日目)

ひすいを失った悲しみからすぐに立ち直れなかったこともあり、今思えばめりるのお世話がかなり機械的になってしまっていたと思います。

悲しみにくれるなかでも、めりるはどんどん成長していきます。換羽はかなりおさまりました。ひすいが旅立ってから2週間ほどたったとき、めりるが私の指をツンツン噛むようになりました。少しずつめりるの自己主張が強くなってきたのです。まるで、「早く元気になれ」とのめりるからのメッセージのようでした。

64日目確かめ噛み

私の指をもじもじ噛む行動が始まりました 。噛みつくのではなく、インコがよくやる「確かめる噛み方」です。この行動は、指を怖がっていためりるにとって「大きな挑戦」の始まりだったと思います。

噛んで確かめる「確かめ噛み」・・とても大きな一歩!

66日目粟穂作戦

指や手を見せながら、赤い粟穂を差し出す「粟穂作戦」。この時点で、赤い粟穂は大好物になっていたので、噛み癖にならないよう落ち着かせながら、根気強く向き合いました 。ちなみに、小松菜や豆苗も試しましたが、この時点では不発でした。

飼い主のつまんだ粟穂をモグモグしてます!

68日目手のひらで完食

私の手のひらに置いた粟穂を落ち着いて完食! あの不安だった日々が嘘のように、深い絆を感じられた瞬間でした。好きな食べ物を見つけておいた効果がはっきり現れた、とも言えます。

少しずつ手前の方に出て来てくれるようになりました

71日目消えた元気と忍び寄る不安

ただ、この頃になると、めりる自身の天真爛漫な元気がだんだん影をひそめてきました。それまで隣のケージにいたひすいの姿が見えなくなって3週間あまり。いつも眺めていたひすいはいません。ひすいがいなくなったことをめりるが不安に感じている様子が痛いほどわかります。徐々に元気がしぼんでいくめりるがとても心配でした。                                                                                               

こういう低い姿勢をとるようになっためりる・・

ここまで、いろいろありながらもどうにか軌道に乗り始めたように思えた「環境への慣れ」に暗雲が立ち込めてしまったのです。

そして、私自身のメンタルもどうしても下降線の一途で、それはこの後の一大決心へと続きます

第4章:新たな出会いと急加速する「手乗り」への道

驚きの学習能力と、深まる絆(72日目〜103日目)

ひすいが旅立って1か月、決心して、新しい仲間オカメインコの幼鳥「ぽっぽ」をお迎えしました。めりるにいきなり後輩ができましたが、誕生日は1週間めりるより先輩です。なのでもはや同期の仲間。ぽっぽをお迎えし、めりると共に私も気持ちを前に進めていくことを決めました。なお、ぽっぽはブリーダーさんの下で人慣れしていたため、お迎えしたときから手乗りです。

新しい家族「オカメインコのぽっぽ」

ぽっぽは、めりるの3倍以上も大きいので迫力満点ですが、めりるは全然動じることなく、むしろ仲間が増えたことに興味津々。元々、人よりインコの仲間との相性がよかったこともあり、明らかに元気が戻ってきました。そして、ぽっぽはとにかく呼び鳴き大王なので、沈んでいた我が家があっという間に賑やかな日常になりました。

ぽっぽとの出会いにより、めりるはさらなる成長を遂げます

72日目チュウの許容

チュウができるように。こちらからの一方通行なチュウですが、後ずさりしなくなりました。まだ片想いですが全然構いません。

82日目:手の中で居眠り

インコ仲間に安心したのか、飼い主の抱っこで居眠りするほどになりました。これはかなりの前進です。

抱っこの後は体重測定です(30.9g)

85日目「ぶっちゅん」

突然、「ぶっちゅん」とはっきりとしゃべりました。飼い主が言う、ぶっちゅんを真似したようです(恥ずかしすぎ)。これ以降、数回しゃべりましたが、定着はしていないので気ままなトークだったみたいです。

89日目驚異の真似っ子能力

なんと、今度はぽっぽの鳴き声を真似するようになりました。めりる自身の呼び鳴きはほとんど聞いたことが無かったので驚きました。ひすいはあまり鳴かない子だったこともあり、めりるにとっては、ぽっぽの大きな呼び鳴きが刺激的だったようです。やかましく呼び鳴きするぽっぽは賑やかそのもの。めりるのその学習能力の高さに、今さら気がつくことになりました。(やや親ばか)

ぽっぽに興味津々のめりる

95日目顔をペロペロ

なんと、めりるの方から寄って来て、私の顔をペロペロしてくれたのです 。もう、お迎え当初のあの怯えた姿はどこにもありません。「飼い主との信頼関係」が確実に積みあがっている感触がありました。

103日目ツンツンはお手のもの

ぽっぽの鳴き真似が楽しいのか、すっかり上手になりました。また、明らかに私にも興味をもっているのがわかります。指先のツンツンは慣れたものです。もう一息の予感!?

飼い主の指で遊ぼうとするめりる

ついに「手乗り」へ!(104日目〜150日目)

104日目:ついに、腕に乗った!

この日の朝の水換えの時、ついに自ら私の腕に乗って来てくれたのです !その日の夜にも再び腕に乗ってくれためりる。紛れもない、ついにめりるが「手乗りインコ」になった瞬間でした!・・この時点では正確にはまだ腕乗りですが、めりる自身の意志で人の身体に乗ってくれたのは事実です。顔をペロペロしてくれた日からわずか9日後のことですので、人への信頼関係が作れれば、その後は早いんだなあと実感しました。

腕に乗ってくれましたーーー!!!

105日目抱っこ好きに

腕に乗ったまま移動して体重測定ができました。抱っこも嫌がらない、というか好きな様子で、もう、涙涙です!

115日目おもちゃへの挑戦

おもちゃの「ゴーペンさん」でも元気に遊び始めました 。お迎え当時からケージの片隅に入れていたのですが、115日目にしてようやくタッチできたんです。とてつもなく長い時間がかかることもある、という学びでした。

めりるの向こう側にいるペンギンがゴーペンさん

117日目克服した豆苗

なんと、苦手だった豆苗も、ぽっぽが食べる姿を見て覚えたのか、別人のようにモリモリ食べるようになりました 。ぽっぽに感謝です。

豆苗をパクつくぽっぽ
ぽっぽの影響でめりるも食べられるように!

131日目夢の空中散歩

徐々に腕から手に移動してくれるようになっためりる。もうここまできたら焦る必要はないのですが、めりるの方から私の手の感触や温もりを確かめるように積極的に来てくれ、なんとも嬉しい誤算でした。私の手に乗ったまま、少しだけ空中散歩。ぽっぽのケージの前では、ケージ越しにぽっぽに何回も突撃するほどのやんちゃぶりを見せてくれました 。こんな日がついにきたんだなあ、と感無量です。

手の甲に乗ってます!こんな日がついに来ました!

そして150日・・

150日目を過ぎるころには私の腕や手を自由に行ったり来たりできるくらい慣れてくれためりる。でも、それと引き換えに(?)体重測定をなぜか嫌がるようになりましたし、放鳥時の遊び方は、依然としておっかなびっくりです。この辺りは、やっぱり個性なのかなと思います。

いずれにしても、手を怖がることはほとんどなくなりました。そして、意外な副産物だったのが抱っこです。当初より、小柄なめりるの体重測定のために、やむなく抱っこ(捕獲)していたことが、結果的に良い方向に作用してくれて、今ではわりと簡単に抱っこができるのです。お腹の辺りも触らせてくれます。ただ、これはたまたま・・な気がします。これもめりるの個性だと思います。実は、人恋しい寂しんぼなのかな。

ドヤってるめりる
バードジムはまだ恐々です

気づけば、「手乗り&抱っこインコ」になってくれためりる。なんて親孝行なんでしょう!

第5章:結びに

愛鳥との距離を埋めるもの 

最初はあんなに臆病で、私の手に怯えていためりる。お迎え当初の「本当に大丈夫かな」という不安は、めりる自身の勇気と、ひすいとぽっぽの関わりによって、結果的に飼い主との信頼関係へつながってくれました。

めりるとの関係作りでつくづく実感したのは、手乗りになってもらいたいがためにナーバスになりすぎないこと。試行錯誤しながら10回やって1回成功すればめっけもん、くらいの大らかな気持ちでいること。何より、愛鳥へ愛情いっぱいで関わることこそ大切なんだということです。手乗りインコにするための色々なやり方や考え方が、ネット上には溢れていますが、結局は、愛情いっぱいな関わり方こそ、最大の近道だとわかりました。・・【愛情いっぱいで関わる】

皆さんも、もし愛鳥との距離に悩んでいましたら、私とめりるの物語をぜひ参考にしてください。

「愛鳥の小さな変化を見つける、焦らない、そして愛情たっぷり」

その先には、指先に伝わる温かな絆が必ず待っているはずです。

めりるが手乗りになれたのは、ひすいやぽっぽの影響も少なくなかったと思います。ひすいを失った悲しみは今で癒えることはありませんが、わずかな時間でもひすいと共に過ごしためりるの中に、ひすいの優しさを大きく感じることができ胸が熱くなります。

ひすいの分も、めりるには元気に成長してほしいと願います。

そのためにも愛情たっぷりでこれからも関わって行こうと思います

最後までお読みいただきありがとうございました。


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